「人間は血管とともに老いる」といわれるほど血管は人間の寿命と密接な関係があります。血管の老化=動脈硬化*1は、加齢に伴い誰にでも起こりうることですが、その動脈硬化の程度を知ることと同時にその変化を把握するために定期的に行われます。
血管の壁にコレステロール等の脂質が沈着し、血管細胞が増殖したりして血管が弾力を失い硬化するとともに内腔が狭くなった(狭窄)状態です。
CAVI*2とABI*3の測定を行うことにより、血管年齢、血管の閉塞や狭窄、血管の石灰化の程度がわかります。
心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通じて手や足に届くまでの速度を測定します。
血管が硬いほど大きな値となります。
足首と上腕の血圧の比を測定することで血管の閉塞や狭窄、石灰化の程度がわかります。
頭部へ血液を運んでいる血管や手足の血管を描出して、血管内に狭窄部位や石灰化がないかを見たりします。